ストレスの相談・治療
現代社会では、私たちは様々なストレスに晒されています。このストレスによって、自律神経や脳の働きに悪影響が起きて、様々な身体的な症状にあらわれることがあります。
重要なのは、人間という生き物は心と体が別々に関係なく機能して存在ではない、ということ。だから、明らかな原因があり身体に発症する頭痛・吐気・下痢・腹痛・微熱などの症状は、非専門科に行けば殆どの場合、多くの検査をされて結局は「異常なし」となり、個々の症状に合わせた内科薬をたくさん出されて、何も変わらないという結果になるのが普通です。心療内科・心身医学という専門でしっかり学んだ医師なら「心身相関」とすぐに分かるはずです。誰もが起こり得る非常に多い病態ですので、けっして恥ずかしい症状ではありません。むしろ早く正しい診断をし、適切な治療をしなければ、いつまでも「会社に行けない、登校できない」等の厳しい状態が続くことになります。
ストレスからが原因の(一つと考えられる)疾患
- 過敏性腸症候群
- 過活動膀胱
- 胃潰瘍
- 神経性胃炎
- 神経性嘔吐症
- 狭心症
- 月経不順
- 高血圧
- 不整脈
- 緊張性頭痛
- 偏頭痛
- 慢性疼痛
- 気管支喘息
- アトピー性皮膚炎
- じん麻疹
- 円形脱毛症
もちろん、上記の疾患が全てストレスが原因ではありませんが、ストレスを原因とする疾患が多く存在しているというのは、皆様もご存じのとおりです。
治療
症状に応じて、薬物療法や、心理療法を用いて治療いたします。